【なぜ電車に飛び込むか?】直前のうつ状態の脅威:経験実話

2017/05/01


 

まず要旨結論を

 

この電車に飛び込むことを防ぐには、経験者としては「自動思考」を知り抜いて自動思考に打ち勝つ方法しか思いつきません。

事前相談とか診察をといった机上の空論では不可能なこと。なぜなら意識していない「無意識領域」が相手だからです。

 

なぜ飛び込むのか?
逃げたいから飛び込む。

 

何から逃げるのか?
無意識領域に潜んでいる、やっと乗り越えた問題でもう二度としたくない経験から。

 

そのとき自分の中では何が起こっているのか
「二度としたくない経験」が襲って来るイメージで、脳内(こころ)全体が占領され暗黒の状態で逃げるしかない状態に追い込まれる。

 

なぜ電車なのか?
駅のホームで、電車に乗る行為は、仕事モードに切り替わるため。

 

うつ状態の本当の怖さを体験者が語るわけ

日本では、「うつ病」の記事は氾濫していますが、人のこころの中の様子についての記事を見つけることは難しいでしょう。

 

なぜなら、医師でも教授でも記者も実際に知らないからではないでしょうか。

 

私が、この記事を書く目的は、一人でも良いから電車に飛び込む人を救いたいという想いからで、本当に苦しんでいる未来を生きる人に寄り添うための記事です。

 

キュアとケア現状

現状の「うつ病」の環境は、周りにいる人が、「精神論」を展開しているイメージが散見されます。

 

神経伝達物質が、増減するという説も仮説みたいですから解明されていないことが事実のようですね。医薬品の根拠もグラグラかも。

 

医療は、傷には、痛みを発生する部分の治療をします。

 

音が聞こえなかったら耳の治療をしますが、「うつ病」の症状を生じさす「人を自殺にまで追い込む思考」の治療は不明です。

 

良くあるパターンは、「抗鬱剤」と「睡眠薬」が処方されます。

 

これは、キュア(治療)というよりはケアの部分が大きいように感じますが、これが現状の事実です。

 

悲しいけど医師も人間

医師は、神ではないです。人間のこころは、医師の国家試験に出ないから勉強していないのが現状の事実です。

 

 

うつ病の「人を自殺にまで追い込む思考」とは

私が、身体障害者になってから、心理学を学んでいるときに出会った一冊の本

  • 「はじめての認知療法(大野裕著作)講談社現代新書発刊」

を読んで衝撃が走りました。

 

私が体験していた困った症状が、そのまま書いてあったのです。

 

私は「これよ!これ!そうだったのか!」と私の症状を見透かされているようにピッタリ一致した記事だったのです。

 

その中でもポッポッポッと勝手に出て来る「自動思考」というヤツが「人を自殺にまで追い込む思考」の正体です。

 

この「自動思考」は、カウンセリングの現場で悩みを話してくれた殆どの方も体験していました。

 

この高確率の「自動思考」については、うつ状態で困っている人は知ってて損はないと思います。

 

私は、身体障害者になり、未来の光を失っていたときに、抗うつ剤を処方されて服薬していた期間がありますが、うつ症状は、復職してからの方が激しかったと記憶しています。

 

人間は、ヒトの群れの中で悩み・ストレスを溜める

今日の記事は、実体験のことであり、みなさまが苦しむ「ポッポッポッと出て来る勝手な考え」&人を自殺にまで追い込む思考」の自動思考について書ています。

  1. 無意識領域に潜んでいる勝手に自分が考えていないことが出て来る不安な思考

  2. 予告なしで突然頭の中に出て来る不安な思考

  3. 現実から逃げたくなるように追い込む思考

この勝手に出て来る思考を分析してみると、どうやら、無意識領域に潜んでいる次の3つになりました。

  1. 過去に自分が耐え忍んだ最悪の経験

  2. 自分が二度と味わいたくない経験

  3. 自分が避けたい結果

意識していない、自分にとって最悪の結果の思考が勝手・突然に出て来るのです。

 

逃げるしかない思考が頭いっぱいに広がるイメージです。

 

この最悪の結果が起きる可能性は0%の確率です。

なぜなら、自動思考は過去のもので、今ここにあっては要素がないからです。

起こる根拠も何も無いのですが、根拠の無い考えが、脳内(こころ)を支配します。

 

そして、脳内(こころ)では、真実のように捉えるのです。

 

「信じるしかない状態」に追い込まれるのです。

この「自動思考」は、真実は虚偽イメージなのですが、脳内(こころ)を全支配しますから本当の事と思い込むです。

 

「自動思考」に支配されると思考は止まり、行動も急停止します。

これが、出勤途中で起こった体験症状です。

 

イメージ的に書けば、「自動思考」は、突然、暗黒の悪魔が、脳内(こころ)内に立てこもったイメージです。

 

支配された脳内(こころ)は、その悪魔の支配から逃れれません。

 

やれることは一つしかないのです。それは「物理的逃亡」です。

 

出勤途中で引き返す人や、最悪なのは、ホームに入ってきた電車に飛び込む事なのです。家に居たときに自動思考が出てきたならマンションから飛び降りるのです。

 

私は、出勤途中で突然「自動思考」が出てきました。

 

職場から逃げようとし、引き返しかかけたのですが、先ほどの本に救われました。

 

私の緊急避難実例

当時は、丸一年間をかけ、一人で行ったプロジェクトの施行日でした。

 

前日の夜、残業して各部署へ通達等の書類の一斉送信しました。時間を掛けて確認しながら一つずつ確実に送信した翌朝。

 

出勤中に職場の敷地内へ入った途端「昨日の一斉送信ミスがあり今日各部署から怒りの電話に襲われるぞ!」と自動思考に襲われました。

 

当時バス通勤をしていたのでバス停から徒歩で出勤していたのですが、バスの中は平穏でした。徒歩で歩いていた時も平穏でした。

 

でも、敷地へ入った途端、ポッポッポッと出て来る勝手な自動思考が出てきたのです。

 

内容は「最悪の事が発生する。お前はどうするのか!」というもので、足が急停止したのです。

「帰ろうか、逃げようか」と思ったことは記憶にあります。

 

体の力が抜けたように感じました。このとき不思議なことが例の本が、私を助けたのです。

 

自動思考の隙間から「これは、嘘だ!自動思考だ!大丈夫だ!」と声がかかりました。

 

我に戻った私は「まだ何も起きていない。ミスかどうかは10時になればわかる。例えミスがあっても断りを入れる。大丈夫だ!」となりました。そして「腹をくくって」ドキドキで出勤しました。

 

結果は、ミス皆無でした。

完璧な業務でした。お褒めの言葉は二、三ありましたがお叱りの電話は皆無でした。

 

この体験を検証してみると、10年前、私は身体障害者として復職を果たしました。でも脳卒中患者には、キツイことだったのです。

 

毎日毎日ミスの連続で自所属の20歳も年下のペーペー職員からも階級が下の若造からも木っ端指摘を受け続けたのです。

 

もちろん他所属の人からお叱りを受けた毎日でしたし、本当に押し潰されかけていました。

 

あの頃へは二度と戻りたくありません。

 

この経験は、10年くらい前の出来事です。無意識の領域にあったのだろうと考えています。

 

でも、今は過去ではありません。ちゃんと経験を積んだ今の私なのです。これが事実です。

 

首都圏では時々電車が遅れます。その度に誰かが「自動思考にやられたのかな」って思っています。

 

うつ状態の「自動思考」の信ぴょう性の検証(確実性)

私が、病院兼福祉施設でカウンセラーの自主実習をしているときのことです。

 

この実習は、内科医師と組んでのカウンセリングを行いました。

 

趣旨は、こころが原因で長期休んでいる職員を助けるために始めたのです。

 

3人連続で100%「自動思考」の体験者でした。そして、睡眠障害患者さんも「自動思考」が原因しているとわかりました。

 

2人の100%でした。たった5人のデータですが、100%でした。

 

この経験からこころが原因の人には、「自動思考」から入っていけばすぐにラポール(信頼の架け橋)が架かるということに気づきました。

 

よって今回取り上げた「自動思考」にアクセスして、無条件の肯定と受容、そして共感した後、しっかりしたラポールを架けて「自動思考」の緊急避難を伝達したいのですが、この「自動思考」の緊急避難のやり方は、この場では書けません。ゴメンなさい。

 

隠すわけじゃなく、しっかりしたラポールが架かることを条件にしていますから。その内科医が突然「この人怖い寝言が続くので話を聞いてね」っと言われ試みたのですが、ラポールが架かっていない状態で大失敗でした。(ご察し願います)

 

職場のメンタルヘルスに提言

長文になりましたが、職場のメンタルヘルス担当に提言させてもらいます。

 

職場のメンタルヘルスを担当する方は、せめて、この「自動思考」のことだけは知っておいた方が業務の目的にも近道です。

 

困っている人にも寄り添える知識です。

 

行政的な労働時間など制度改革だけでは目的を達成できません。

 

「寄り添う」行為を軽く捉えてはいませんか?「共感的理解」を形式的に捉えていませんか?

 

単純に「ポッポッポッと勝手に出て来る嫌な考えで不安になり逃げたくなりますか?」と質問すると相手が近寄って、距離が縮まるのでお勧めします。

 

今、現在考えられる対策

経験者の提言は、「自動思考」を知っておくことが対策と考えます。
方法は、ありきたりの
1、書物を読むこと
2、話を聞くこと
でしょうか。
カウンセラーに「それが自動思考だよ」って教えてもらうのもありかもしれないですね。

 

おわりに

私の経験値は貴重でもったいないレベルと思っていますからご利用ください。

 

セット記事

  1. うつ状態を抜け出せるこころの取扱説明書

  2. 【地球の教え】みんなが幸せになる職場のメンタルヘルス

  3. 早期うつ状態は元に戻れる可能性があるマインドフルネス

  4. 職場の新入社員は、今を乗り切れば自分がレベルアップする4つのポイント

  5. 孤独なあなたが関心を持たれるストーリー:こどもの日より

 

 

 

 

 

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