「ティール組織の3つの突破口」の「全体性」解説

2018/02/24

 

「ティール組織」の読書感想文

 

「ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現」の読書感想文記事です。

 

読書感想文総論

 

  1. 「ティール組織」読書感想文

  2. 「ティール組織」の基本理論

  3. 「ティール組織」は生産性を上げる方法論
  4. 「ティール組織」は経営者の恐怖・重圧を解放する方法論
  5. 会社で「ティール組織」を導入する際の注意点

 

ここまでは、構造・運営の各論に入る前の総論でした。この記事からは各論に入ります。

 

 

ティール組織の3つの突破口とは

 

次の3つのことです。順番もこのように述べられています。核(ポイント)は「全体性」を正しく理解し、納得をすることです。

 

自主経営

大組織にあっても、階層やコンセンサスに頼ることなく、仲間との関係性の中で動くシステムである。(本文より抜粋)

 

全体性

情緒的、 直感的、精神的な部分の全体性があるためて呼び起こされ、自分をさらけ出して職場に雇用という気にさせるような、一貫した慣行を実践している。(本文より抜粋)

 

これでは理解が困難でしょう。後半に解説しました。

 

存在目的

組織はそれで自身の生命と方向感を持っている。

組織のメンバーは.将来を予言し、統制しようとするのではなく、組織が将来どうなりたいのか、どのような目的を達成したいのかに耳を傾け、理解する場合に招かれる。(本文より抜粋)

 

全体性の解説

 

全体性という言葉は、組織(職場)にいる人の全部という意味です。人の全体性なのです。

 

それは従業員個々の生まれてから今日までの、有機体の人の全てという意味です。

 

例えば、従来からの組織(職場)では、合理的であることを最も価値あることとされ、ほとんどの職場では、「情緒的、直感的、精神的」な部分を表に出すことが歓迎されず場違いとされていたのです。

 

これは、「組織に忖度して生きる。」ことでしょう。

 

 

人は人に対して職業で人に地位をつけるのです。

 

そのため、人は職場に入る前に仮面をつけて、本来の自分を残し残し仮面をかぶった職場用の自分で職場に入っているのです。

 

特にわかりやすいのが制服です。医師、警察官、クリーンスタッフなどは、職場で「職業倫理」の下において期待に答えようとする自分らしくない人生を送っています。

 

こうした背景があることから、人は組織(職場)に入る前に職場用の仮面をかぶるのです。そして家から持ってきた本来の自分は組織(職場)の外で待っているのです。

 

これが、「5時から男」です。

 

 

このように有機体である人は、本来の自分を分離して生きています。

 

この分離を修正するための「全体性」です。

 

この本を斜め読みしたら「組織が一致団結して全体性を確保する」と勘違いしますよ。

 

 

おわりに

 

このことを学び取った後、現代の人の行きづらさが浮上してきました。

 

  1. 本来の自分。

  2. 家庭の中での身分(子供、親、妻、夫)。

  3. 学校・職場での評価を気にした自分。

 

と3つ以上の自分が分離して生きています。

 

だから、「旦那が行った後は・・・」とか「職場から一歩外に出たら・・・」ということになるのですんね。

 

しかも、それが自分ですから分離して統一を繰り返して生きています。

 

 

この生きづらさを逆利用したものが、この「ティール組織」理論なのですね。実際導入した組織の業績アップするのが想像できます。


出典:ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

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