ティール組織は経営者の恐怖・重圧を解放する方法論

2018/02/22

 

「ティール組織」の読書感想文

 

「ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現」の読書感想文記事です。

 

 

読書感想文総論

 

ここまでの読書感想文

 

  1. 「ティール組織」読書感想文

  2. 「ティール組織」の基本理論

  3. 「ティール組織」は生産性を上げる方法論

 

この次にきますのが、組織を構築することです。

そのために必要ことは、経営者のメンタル(思考)を整理したいと思います。

 

 

経営者の発想の転換

 

経営者の方は、時代が進んでいます。自分らしく生きるために発想の転換をしましょう。

 

今職場にいる自分が「自分らしいと言えますか?」この問いはキーワードです。

 

この「ティール組織」理論は、従来のリーダーについても述べられています。


リーダーは自らが合理的だと考える組織構造、慣行、文化を整える。言い換えれば、自分が世の中と関わっていくときの、自分のやり方に合った組織をつくろうとする。(本文より)

 

ここで重要なことは「発想の転換」ではないでしょうか。

 

人は、古来より、

 

  • どうして生まれてきたのか?

  • どうして生きているのか?

 

という問いを発し続けています。

 

従来の会社組織は、経営者の方に責任という恐怖・重圧がかかっていたと思われます。

 

いつも経営のことが頭から離れなかったのではないでしょうか。

 

経営者の方は

  • その「責任」のために、生まれてきたのでしょうか?

  • その恐怖・重圧に耐えるために、生きているのでしょうか?

どうでしょうか。

 

仮に、「責任という恐怖・重圧」がかからない経営者ではどうでしょうか?

 

でも、組織の内部では今までどうり経営者として仕事をやり、外部には経営者として組織の顔を継続するという方法があります。

 

おまけに、職場で大切な仲間が増えます。この本には次のように述べられています。

 

CEOは ティール組織の組織空間をつくり、維持するという絶対的に重要な役割を担うことになる。

ところが、逆説的ではあるが、そのような空間をつくる以外には、CEOがしなければならないことは、それほど多くないのだ。

進化が定着すると、組織メンバーによる自主経営を任せられるからだ。(本文より)

 

マネジメント、戦略、事業計画、予算

 

この戦略、予測などの経営者が判断する・決定することは、経営者と従業員が話し合って決めます。

 

イメージは、誰もわからない未来を予測するよりも現場の事実・現在進行形を重視して、修正しながら現場のニーズに沿って事業を進めるのです。

 

ここでのポイントは、責任論が発生しない。不確定な予測に拘束されない現場対応をやっていくのです。

 

会議の本質

 

前記のように責任論が消滅するから、日本の特徴の決められない会議ではなく、現場中心の組織が生きてゆくための会議が残るだけでです。決定者は、組織です。

 

責任の恐怖

 

従来は、わからない未来を予測するため責任論が発生します。

  • 「こんな障害がが起こったらどうする?」

  • 「前行きしなくなったらどうする?」

  • 「失敗したらどうする?」

という「どうする責任論」が存在します。

 

これは、わからない未来を予測することです。「転ばぬ先のツエ」は、健常者には必要でしょうか?転ぶ可能性があるときこそ論じればいいと考えます。

 

そもそも、責任を背負うものは組織なのです。なぜなら、人の群れの組織のことですから。組織で責任を背負うのはナチュラルでしょう。

 

経営者の管理・統括の重圧

 

従来の経営者の方は、名声、地位、報酬、そして人の評価を基準として生きてこられたはずです。

 

でも、この思考は経営者の方のものですが、組織のものではありません。

経営者の方が1人で背負うものではないのです。よって管理・統括の重圧は組織に返却しませんか。

 

解放する魔法の言葉

 

本文の中で見つけました。自分を解放する魔法の言葉です。

 

「自分が何者で、人生の目的は何か」

 

この自問自答は、自分を解放する鍵となる言葉ですので声に出して言ってみてください。

 

たぶん、現在の職場での立場・役職が出てくると思いますがそれは職場での自分です。

 

職場の仮面、衣装を脱ぎ捨て丸裸になった本来の自分をとらえてみてください。自分が何者か、わかりますか?イメージはリタイヤした職を失った自分です。

 

自分の中に?(モヤモヤ)が浮上してきませんか。

 

こうなったとき、もう一度自問してください「自分が何者で、人生の目的は何か」とね。

 

おわりに

 

人は「勘違い」、「思い込み」を持つものです。その原因は4つあります。根拠のない

  • 意地

  • こだわり

  • こり

  • プライド

です。

 

そして、人は、生き物の「逃走・防衛」の本能により変われないことが言われています。

 

この記事は難しいことを書きましたが、人は何かやるときには「理由」が必要ですので「変わる理由」を先に見つけてはいかがでしょうか。

 

ここまで、この「ティール組織」を組織に導入するために、人の思考を重点にして進めて来ました。

 

以後の記事で、「ティール組織」の構造、運営の読書感想に入ります。

 

出典:ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

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