【若者の思考】大切なもの〜次世代の価値観

2018/01/13

 

若者の大切なもの

今までの日本人の大切なものは、「集団」でした。なぜなら、富国強兵の教育を引きずってきたのです。

 

そして、一致団結で日本の復活を目指した頃があります。貧しい国であった日本国は、「達成感」と「ご褒美(快楽)」を目指し、ステイタスを大切にしてきました。

 

 

でも、それは「今、ここで」の話ではありません。これは、現代の若者の親の世代のことです。

 

今、ここの大切なものは、リアルじゃなく、バーチャル(ネットの中)です。ゲームの中の簡単にリセットができる環境のバーチャルの中が大切なようです。

 

脳だけで生きているようなイメージですね。若者の大切なものは、

  • 自分の気持ち

  • ネットの中

  • ゲーム

となると思っています。

 

 

おじさんたちの大切だったもの

昭和の復興の流れの中のみんなで達成感を追う。みんなが達成した後のご褒美(快楽)を目指していました。

 

当然無理難題も頑張ってやりきった結果を満足した時代を生きてきたおじさん達(おばさんを含む)は、達成感とステイタスで脳の快楽物質(ドーパミンなど)を分泌して幸福を味わっていました。

 

 

今現在は、ゲームで達成感を味わうようになっています。そして、「クリア」とか「レベル」というバーチャルの中での達成した後のご褒美を味わっています。

 

 

若者の暮らし方

今も以前も変わらないことは、人は集団で群れて生きることでしょう。

 

今の時代には「コミュニティ」という言葉で表されている「人の集団」、「共同体」です。

 

以前は、まず家庭から学校へ、職場・地域とリアルに移っていました。

 

 

でも、今はネット環境の発達により、家庭内でもネットコミュニティの中、学校は、オンライン教育、職場は集団ではなく個の力、そして結局住んでいるところはバーチャル世界です。

 

SNSで自己開示をして自己承認欲を満たすことが一般的な暮らし方となっています。

 

 

暮らし方の結論は、「家、車、服、ブランド品」は、どうでも良いということがベースです。

 

これは、本質を捉える能力ではないかと考えます。

 

タワーマンション?ではなくゲームができる「ドンキーで買った格安の大型テレビ」が置ける部屋があれば良い!

車は、自転車・バス・電車があるから要らない!

 


楽なジャージでどこにでも行けるから、行くとしたら「GU」かも


腕時計は、スマホがあるから要らない!となっています。

 

 

新宿の高層階のフレンチで飲むワインも「サイデリアのワイン」で十分!ステーキも「いきなりステーキ」で良いとなっています。

 

特に「生活費をおさえるためなら不必要なぜいたくはしない」と、人が生きる本質を捉えているように感じるのです。


若者は、質素な生活を送っていることが客観的事実です。


これは、「お金より、自分の価値観で生きている」と言って良いと思いますがどうでしょうか?これがポイントですね。

 

 

 

自己承認欲の移り変わり

人のメンタル的に重要な「自己承認欲」も変わってきています。

 

おじさん達は、高級時計、ブランドバッグというステイタスで生きてきました。クレジットカードも「アメックス」でステイタスを感じていました。これは、「比較」の優越感の表れです。


「みんなが一緒の教育」を受けたことが、集団の中での優越感を感じる一つの方法が「比較」です。

 

 

今は、若者はSNS投稿で「良いね」が自己承認欲を補ってくれます。だから、リアルの他人の評価は不要になっています。自分が食べている食品の写真に「いいね」で優越感を感じるようですね。

 

 

SNSの自分の居場所

SNSのコミュニティは、「炎上」というものがあります。「いいね」が集まらない時もあるのです。

 

本当にキツイ世界と思います。ただし、リセットができるメリットがあります。生き直すことができるのです。

 

SNSの構造は、「メンタル的にキツイものだ!」と指摘があります。相手が行動を起こすことを待っている状態のメンタルは本当にキツイでしょうね。

 

 

若者の代表的な思考の4つポイント

「近頃の若者はどうなっているのか!」という言葉は、以前から言われて来ました。時代の流れについていけていない人でしょう。

 

人の価値は、「知っていること」と思います。いっぱい経験して知っている人もいます。いっぱい学んで知っている人もいます。また、情報通の人もいっぱい知っているのです。

 

 

1、スマホネイティブ

おじさん達は、今の若者が生まれる前の話を振り返ってください。

 

1995年の少し前、DOS・パソコン通信がありました。「ウインドウス95」が日本に上陸する前のことです。


この頃は、おじさん達も若者でした。「パソコン対ワープロ」という時代を知っていると思います。


「まだワープロを使っている!」と自分の上司に対して見下していたと思います。

 


今の若者は、それよりかなり後のインターネットが日本中に広がった時代に生まれてきた人です。


もの心ついた時には、「ググる」行為は当たり前の環境の中で養育されてきた人です。


そして、早い人は小学生の時から携帯電話・スマホを持っていました。


ですから、最初のコミュニティである家庭の中にいる時に、もうスマホの世界に飛び込んでいたスマホネイティブ世代ですね。

 

 

2、ググる文化

中学生になる頃には、「ググる」行為(Googleで検索して調べること)が、当たり前になってきていました。

 

知らないことは、数秒でわかるという文化です。

 

 

ただし、この「ググる」は、生きづらさを生み出す「諸刃の剣」と考えています。メンタルの現場では、よく感じます。

 

それは、話の本筋が伝わらない」のです。キツイ表現だから包み柔らかくして伝えても伝わりません。そしてキツイ単語をダイレクトに伝えると伝わるのです。

 

これは、「ググる」とすぐ回答が得られることから、正解を待つようになっているのでしょう。

 

でも物事は多角性があります。検索結果は「正解」とは言えません。場面場面に置いても正解は異なって来ます。

 

 

もう一つリスクがあります。

 

「ググる」の文化は、単語の文化を醸成していると感じています。

 

瞬時に答えを得られることから、自分が言葉を使う時にも単語を使います。

 

「知らん」、「無理」、「別に」、「後で」、「意味わからんわ」と超ショートメッセージで会話をします。これは、感情論の好きな日本人には、危険な行為だと感じています。

 

 

3、やる意味のわからないことはやらない

今の若者の思考を表している一番の言葉は、「何それ!意味がわからんわ〜」です。

 

おじさん達は、この言葉をおさえておきましょう。

 

この言葉の裏側には、「やらされ感」が漂っています。

 

 

そもそも、今の若者は自己中ではなく「自分ファースト」です。「自分がやりたいことをする」、「自分が楽しいことをする」がベースにありますから、自分がやりたいこと以外は、受容しようとしません。

 

この言葉には、「相手を見下す」行為も含まれています。

 

なぜなら、リアルでは無理と思っている人は、劣等感を隠すため優越感を求めるからです。

 

 

4、する理由があれば高い能力を発揮

でも、本当の潜在能力は、すごいと考えます。

 

知らないことを調べる能力も高いです。「やる理由」だけわかればやります。

 

「馬の耳に念仏」ではありません。「豚もおだてりゃ木に登る」なのです。

 

一言で表現すれば、この「おだてりゃ」がおじさん達のポイントでしょうね。笑

 

 

おじさん達が次世代生きづらくならないための心得

おじさん達は、勘違いをしてはダメです。「長い物には巻かれろ!」です。

 

「なぜ巻かれるか?」ですが、人間は地球上の弱い生き物です。古来より、人間は群れで生きて来ました。弱い生き物ですからおおぜいの人が寄り集まって進化して来たのです。

 

 

今の地球上の人間社会では、人が集まる会社が必要です。「個で生きる」としても、前提は会社の存在があります。人は、一人では生きられません。

 

やはり、人が集まる会社は必要です。

 

その会社を運営していくことは、若い人間が必要になってくると思います。「長い物には巻かれろ!」とは、おじさん達が、若者と共存して生きていく理由です。

 

それが穏やかな人生になると考えます。

 

 

おわりに

こうして分析すると、薩摩藩の島津 久光が維新後、配下に「俺はいつ将軍になるのだ」と言ったという話があると言われています。

 

今、パラダイムシフト(常識、普通も標準も変わるとき)の中にあって、時代の流れをキャッチすることも大切だと考えます。

 

これは生きづらさを抱え込まないメンタル対策です。

 

トップ画像引用元:Alejandro AlvarezFollow, Unsplash

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