世界に広まる「嫌われる勇気」を読んでも変われない理由

2017/08/05

アドラーを読んでも変われない理由

 

アドラーを否定した記事ではありません。もちろん岸見 一郎, 古賀 史健さまも否定した記事ではありません。

 

読者の「自分が変われない」という所にスポットを当てて考察してみましょう。

 

『嫌われる勇気』は、8月豪州で英語版が出て、日本・韓国・台湾・中国・タイ、それに豪州の合計で、刷り部数は420万を超えたそうです。

 

この本を読んだ人は、地球上に点在すると考えられますが、では、読んでみて「読者は変わったのでしょうか?」というイジワルな問いを発すれば、微量が肯定されるだけと思います。

 

 

自己啓発

この本は、「自己啓発」の分類に入ると思います。その目的が達成されないとお徳感は半減すると考えられます。

 

読者は、目的が達成されないので、次々と出る「自己啓発の書籍」を買いあさるのでしょうね。

 

自己啓発は、文字を読んだくらいでは変わりません。なぜなら、それがアンタッチャブルの「無意識領域」のことだからです。

 

例えば、自分が母親に苦しめられていたとするでしょう。原因は母親ですね。でも自分を苦しめているのは本人です。

 

なぜなら、自分の執着(意地、こだわり、コリ、プライド)に反応するから、苦しみを生み出しているのです。原因である母親を理解しても他人事です。

 

では、自分の「無意識領域」に潜んでいるのもはどうなるのでしょうか?

 

自分が気付き、自分を理解することと、自分で納得することができないと、あなたの呪縛で自分の子供が苦しむことになります。

 

親の呪縛

「親の呪縛」は、簡単に解き放たれるものではありません。この「親の呪縛」は、日頃使う言葉に出てきます。それも無意識に出てきます。

 

この「無意識に出る」ことが、呪縛なのです。親の口癖を生き写したように出てきます。

 

これは、養育時に埋め込まれた親の考え方そのものです。親に苦しんでいる自分が、親の生き写したように生きています。

 

これが、親の呪縛の正体です。この正体のために生き辛い想いをみんながしているのです。

 

 

自分を理解する

このように「無意識領域」に埋め込まれている親の呪縛を意識領域に引っ張り出すことは、「専門家の傾聴と問い」を利用すれば、自分に気がつけます。自分が「気づいた」ことを「理解」して、「納得」する処理をします。

 

自分が気づくことは、指示命令のように押し付けてはいないので、受容しやすいです。そして自分の執着(意地、こだわり、コリ、プライド)から離れて自分のありのまま、そのままを理解します。

 

自己啓発の書籍を大量に読んでも、「自分を理解する」ことは無理です。本の文字を追っている時は、自分の受容は難しいと考えます。

 

だから、自己啓発の本の内容は、他人事です。自分を理解することが大切です。

 

自分に納得する

自分を理解したら、次は、納得することです。

 

この納得することは、自分自身を見つめ直し、受容することです。この時は、無条件の肯定から入り、肯定の上に検討するイメージでしょうか。この検討の代表格が自問自答です。

 

1、どうなりたいの?

2、何がしたいの?

 

の2つの問い、答えで未来のイメージは出てきます。

 

このイメージをキャッチできたこと自体が、自分に気づき、自分を理解して、自分に納得した状態です。

 

 

変われない理由

世界に広まる「嫌われる勇気」を読んでも変われない理由は、簡略に言うと、自分のことではない、他人事であり、自分の無意識領域の解決にはならないからです。

 

 

変われる方法

自己啓発書を読んで、変わりたい人は、専門家のところで、自己開示話をすることが簡単な方法です。

 

でも、「変えてくれる」とは思わない。自分が変わることは自分にしかできないことです。

 

専門家は、話を聴いて導くのです。「誰かがやってくれる感」は捨てましょう。

 

トップ画像引用元:Jan Mellström, Unsplash

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行政書士、警備業などの2つの国家資格取得。

 

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